2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人と触れ合うこと

Chapter1 周りの人と関わらずに生きてきた。 人に嫌われたくない気持ちに支配されていて、高校の頃までの私の心は、自分から、そして他人から監視されている中で生きていた。 周りに馴染むために、自然に溶け込むために心血を注いだ。 大学に行って、理系の…

素直でいること

誰といても、素直な自分でいることは最高の理想で、イノセンスに生きることは全人類の目標だと思う。 気取らず、素敵な人間性を確立した上で、遺憾無くそれを発揮できることが、幸せというものだと思う。 そして、素直でいることと頑張ることは、けっして正…

積み本は劣等感の具現化

ちゃんと描きたいテーマだが、とてつもなく眠いので、今回は序章ということで少しだけ。 「積み本」とは読んでない本の集まりで、今読んでいる本を読み終わってもいないのに次をすぐ買ってしまう、自然発生のピラミッドである。 なんどもなんども続くので、…

わたしの読書史(2021/05/05)

今でこそこんなに読書をするようになったが、いつから読むようになったのだろうか。 思い出しながら書いてみたい。 まずはっきりと思い出される本との出会いは、小学三年生のころ、田舎から都会の小学校に転校し、寂しさと学校になれるのに必死で、本が好き…

小説の書き出し②

好きな小説の書き出し②。 調子に乗って、今日は英語版で。 「In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since. "Whenever you feel like criticizing any one," he told me,"jus…

小説の書き出し①

小説の書き出しは自己紹介と同義である。 新しい小説を読む時の感動、すなわちその小説の良し悪しに大きく影響するものだ。 もちろんその限りでないのは理解しているが、新しく読み始める時はいつだって気にしてしまう。 そんな好きな書き出しを、何回かに渡…

本とか文章とか

part1 わたしは本を読むのが好きだけれども、では本の何が好きですか、と尋ねられると なんだかきっちりとは答えを出せない。 大学生の時には、はっきりと意識があった。 それは「文章」が好きだった。ストーリーはそりゃあ大事だけれども、なによりも文章。…