ヤンキー漫画にサイヤ人が突如現れるような世界観

ヤンキー漫画にサイヤ人が現れるような、世界の理を超えたものを登場させる作品は難しいなあと思う。

ヤンキーが戦っているのに急に助っ人でサイヤ人が現れたら、それは強すぎて面白くない。

 

圧倒的なものを登場させるにしても、さりげなく、違和感を感じることなく、ただの強敵が現れただけのように描写されている作品は良いなあと思う。

そういった描写で記憶に残っているものは何か、と聞かれたら、宮部みゆきの「荒神」かなあと答えるかもしれない。畏怖というものを体感できる、とても好きな作品でした。