絶望的に圧倒的である

今日はたまたま疲れた日だった。

よくある日。

そういう疲れた日は、音楽を聴いたり文章を読んだりしても、僕の場合はなんだか響かない。

 

昨日泣くほど好きだった曲が、今はなんだか響かない。慣れとかではない。

 

僕の場合だけど、なんだか音楽が響かない時は、たいてい理由があって、だいたい二つに分類できる。

ひとつは、上で述べたような疲れた日。これは人として仕方ないのかなあと思ったり。

 

もうひとつは、圧倒的な音楽に出会ってしまったとき。

この力は本当にすごくて、すべてを凌駕するポテンシャルを持っているんじゃないだろうか。

そう思う理由は、昨日感動していたものを聴いてもなにも思わなかったのに、この曲、このアーティストを聴くと、一瞬で心を動かされるから。曲の途中ですでに、日常を忘れている。

そんな曲。


Floating Points - Peroration Six